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【再開発が進む東京の隠れた注目エリア】八丁堀駅周辺エリアレポート

「八丁堀駅」

ビジネスの中心地・東京のすぐそばにありながら、どこか落ち着いた雰囲気を持つエリアです。高層オフィスビルが立ち並び、平日はスーツ姿のビジネスパーソンで賑わう一方、週末には静かな街並みが広がり、住環境としての魅力が高まっています。今回は、そんな「八丁堀駅」の魅力について紹介していきます!

日比谷線.JR京葉線 八丁堀駅 A2番出口

八丁堀駅の魅力

八丁堀は、江戸時代から続く歴史的な街並みと現代的な都市機能が融合したエリアです。駅周辺には、ビジネスパーソン向けの飲食店やカフェが立ち並び、平日は活気に満ちています。一方、週末には人通りが少なくなり、静かな時間を過ごすことができます。また、隅田川や亀島川に近接しており、川沿いの遊歩道はジョギングや散歩に最適です。


亀島川沿いの様子

八丁堀駅のアクセス

八丁堀駅からは、東京メトロ日比谷線とJR京葉線が利用可能です。日比谷線を使えば「銀座」駅へ直通5分、京葉線なら「東京」駅へわずか1駅2分で到着します。また、徒歩圏内には東京メトロ有楽町線「新富町」駅、都営浅草線「宝町」駅、東京メトロ銀座線「京橋」駅、東京メトロ東西線・日比谷線「茅場町」駅など多くの路線・駅が集まっており、目的地に合わせて使い分けることができます。

路線図

八丁堀駅周辺の住宅情報・街の情報・住みやすさ

八丁堀エリアは、オフィスビルが立ち並ぶ一方で、マンションや一戸建てが混在する住宅地も広がっています。24時間営業のスーパーやコンビニエンスストア、ドラッグストアが複数あり、日常生活の利便性が高いです。また、中央区独自の子育て支援策も充実しており、ファミリー層にも適した環境が整っています。

八丁堀駅周辺地図

八丁堀駅周辺のグルメ情報

八丁堀周辺には、多彩な飲食店が点在しています。おしゃれなレストランや老舗の名店から、手頃な価格で気軽に入れる飲食店まで、グルメも存分に楽しめます。築地が近いこともあり、新鮮な魚介類を提供する店も多く、魚好きな人にはうれしいポイントです。

八丁堀のビル群の様子

八丁堀駅周辺の人口推移と構造

八丁堀駅周辺の人口推移

八丁堀地区は、東京都中央区の京橋地域に属し、2025年2月1日時点での人口は3,899人、世帯数は2,510世帯となっています。中央区全体では、人口が増加傾向にあり、特に年少人口(0~14歳)の割合が増加しています。一方で、生産年齢人口(15~64歳)の割合は減少傾向にあり、高齢者人口(65歳以上)は緩やかに増加しています。

 

 

引用:中央区ホームページ/中央区の人口・世帯数(令和7年)

八丁堀駅周辺の賃料相場

八丁堀エリア内の3年平均家賃(一人暮らし)は8.2万円から14万円の幅で、エリアの平均家賃約10.9万円となっています。賃料相場は、中央区全体と比較して平均的な水準であり、都心での生活を考える上で検討しやすいエリアといえます。

引用:まちしるべ

八丁堀駅周辺の旧耐震物件情報

八丁堀には旧耐震基準に該当する物件が合計71棟存在しており、その内訳はマンションが10棟、ビルが61棟、アパートとその他の建物はゼロとなっています。これは、八丁堀がオフィス街としての性格が強く、住居用よりも商業・業務用ビルが多いことを示唆しています。今後の耐震改修や再開発の進展によって、この物件数や用途の割合がどのように変化するかが注目されるポイントとなりそうです。


引用:不動産チェッカー

 

八丁堀駅周辺の再開発情報

近年、八丁堀駅周辺では複数の再開発プロジェクトが進行中です。これにより、街全体の景観や利便性が向上し、居住・ビジネスの両面で魅力が高まっています。中でも注目を集めているのが、広島YMCAを含む一体の再開発事業「広島八丁堀3・7地区市街地再開発事業」です。このプロジェクトでは、事務所やYMCAが入る高さ約60mのオフィス棟が2棟、そして高さ約120m、30階建て以上で住戸数約400戸の住宅棟が1棟建設される計画です。2025年度中の都市計画決定、2030年代半ばの完成を目指して事業が進められる予定です。この再開発により、八丁堀エリアはさらに活気を増し、商業施設や住宅需要の拡大が期待されています。旧耐震物件のリノベーションや耐震補強も進められており、地域全体の資産価値の向上が見込まれるエリアとなっています。

 

八丁堀駅周辺の投資情報

八丁堀駅周辺エリアは、都心へのアクセスの良さや再開発の進行により、不動産投資の注目エリアとしての地位を確立しています。中央区というブランド力と、東京駅・銀座エリアに近接している立地の強みから、オフィスや商業施設、住居物件への安定した需要が続いています。特に、旧耐震物件のリノベーション投資が注目されており、耐震補強やデザイン改修を施した物件が増加傾向にあります。オフィス用途だけでなく、コンパクトマンションやシェアオフィスとして活用される事例も増えており、投資先としての多様性が広がっています。また、中央区の人口増加傾向や周辺エリアのオフィス需要の回復が、エリア全体の不動産価値を支えており、中長期的な資産価値の向上が期待されるエリアです。

 

まとめ

八丁堀駅周辺は、オフィス街としての利便性に加え、居住環境や投資価値も兼ね備えたエリアです。特に、旧耐震物件のリノベーションや耐震補強、さらには再開発の進展により、今後さらなる価値向上が期待されています。隅田川沿いの豊かな自然環境や充実した交通網も魅力の一つで、住む人、働く人、そして投資家にとって、多様な可能性を秘めたエリアといえるでしょう。

本記事を作成している1981+倶楽部は、旧耐震物件を取り扱う不動産メディアです。

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